相手のネイルを塗るホモとかいう最高のシチュエーション

毎回久々って書いてる気がするけど今回は本当に久々だった。(゜∀。)続かない~~

 

今日は相手のネイルを塗るホモについて書きたくなったのでその魅力を書くよ!

分かりづらいので図示すると↓のような感じ。

服は描くのが面倒だったので省略しただけで全裸で塗り合うというわけではないです、いや全裸でもいいけどちょっと高度すぎるね。

あと説明のため適当に描いただけなのでデッサン的なことは気にしないでください。

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そもそも「ネイルを塗る」というシチュエーションは女性なら普通にあってもおかしくないことで、しかし女性が全員するわけではなく、少なくともネイルを飾る程度の美意識を持つ人ではないとやらないもの。そして男性でネイルまで気を使う人は少ない。爪をやすりで磨くだけでも人から注目されることは間違いないし、ましてや日常的にネイルアートをする人はほぼ皆無と言えるはずだ。

つまりそういった意味で、「女性性の象徴」と言い換えることができる行為となる。

 

この「女性性の象徴」であることをホモである男二人がすることがなぜ最高のシチュエーションと言えるのか。思いつく大きな理由は4つ。

(1)日常との隔絶

 →リアルで一般的な男性から離れた、その二人だけの特別感を演出

(2)並みの女性以上の女性らしさ

 →前述したとおり女性なら全員する行為ではなく、女性の中でもする人としない人がいることから、「女性を超えた」=「性別を超えた」女性性という特別なキャラクター性を確保できる

(3)塗る側の美的センス((2)で前述)を受け入れる塗られる側の示す信頼

 →塗られる側にはそれなりにじっとしていなければならない時間もあるし、塗った後すぐ落とすわけでもなければそのネイルを塗られる側は一定期間維持することになる。

相手のセンスを信頼(若干の恐れや不安はあったとしても)しているから、そんなに悪い風にはされない。または、悪くなってもいいと思っている。そういった二人の間の信頼関係をかいま見ることができる。

(4)手を取り塗るという距離感そのもの

 →手は普段触れることのできる部位の中では感覚も鋭いほうの部位であるし、その手を取って塗るときはそれなりに近い距離にいるよね。

 

(1)や(4)を満たすシチュエーションは他にもあるけれど、(2)(3)を満たすものはなかなかないのではないでしょうか。

(2)と同様に女性らしさを示すものとして料理などの家事があるけれど、今じゃ女性らしさというよりも人間としての包容力の象徴のように使われていることのほうが多い気がする。

なにより、自分の印を相手に入れるという行為はとてもすばらしい。

というわけで、相手のネイルを塗るホモいかがでしょうか。

 

念のため言っておきますが「最高のシチュエーション」は1位タイがたくさんあるのでネイルを塗る行為だけが最高だといっているわけではないです。ホモさいこー!

刀剣乱舞と同人の話

刀剣乱舞が流行ってるね!

ざっくり言うと、刀剣を仲間につけて歴史を改変しようとする敵を倒そう!というゲーム。この仲間にする「刀剣男子」、すなわち刀剣を擬人化したものが最近とっても人気の模様。

人気のポイントは、他のソーシャルゲームブラウザゲームと比較すると綺麗で女オタ受けしやすい絵柄と艦これに似た馴染みやすいもしくはなじんでる人が周りにいる可能性が高いシステムだけでなく、咎狗などで人気のニトロ原作ゆえかキャラクターが腐女子受けするように作られてるとこだろう。

例えば大和守安定は優しそうな外見と裏腹に沖田総司のことを想いすぎたヤンデレで、主人公の名前ではなく沖田の名前をうわ言のように述べて死んでいく。そして沖田の元愛刀つながりの加州清光とは「喧嘩仲間」という公式設定が与えられており、ステージによっては回想イベントという会話を見ることができる。

 

この回想イベント、沖田組みたいにつながりのある子たちに与えられているので、公式でどんなキャラなのかを妄想させてくれる。

また、元々つながりあるキャラの絡む回想イベントだけではなく、繋がりのないキャラ同士の会話が見れる「内番」もある。ステータスをランダムで上げる機能という位置づけだが、見どころはジャージ姿などに着替えた刀剣男子たちが繰り広げるまったりとした会話。

 

そして何より、彼ら刀剣男子は艦これ艦娘と異なり、基本的に「主人公ラブ勢」ではないことが多い。このため、見る人により多様な想像ができて乙女勢だけでなく腐女子勢もまるっと取り込むことができているのである。

 

こうして、あらゆる点で見事に腐女子勢を掴みpixivなどでも破竹の勢いを見せる刀剣乱舞、当然のように同人界へも大きな影響を与えているみたい。

それは大手同人イベント会社のオンリーイベント開催予定を見ても明らか。

(1)スタジオYOU

 ⇛オンリーイベント開催数は恐らく全国イチ。地方イベントも多く主催。多分サービス開始当日(1/14)に発表したのはYOUだけじゃないかな…。ただ、YOUはオンリーイベントを全国各地で開催していてたまーに「なんでこの日にここで?!」というような開催予定を持ってくるところからも、恐らく「とりあえず会場は確保しておいていつでも流行に対応できるように」している企業なので反応が早いのは当然かな。

(2)赤ブーブー

 ⇛言わずと知れた女性向けイベント会社の最大手。ビッグサイトインテックス大阪福岡ドームなどでComicCityなどのイベントを開催している。昔は全国大会など大規模単ジャンルのオンリーイベントばかりを主催していたけれど、ここ数年は複合ジャンルで大人気ジャンル以外のオンリーイベントも取り扱うようになった。

やはり大手中の大手のため、赤ブーが主催するということはそれなりの規模・注目度になると思われる。ただこちらは(1)のYOUと違い、8月が最短開催日程。夏コミとの競合が気になるところだけど、夏コミに刀剣乱舞で参加予定のサークルは限りなく少ないだろうことを考えるとそれなりの規模になるのかな。

また、この時サークル参加の延長受付中だった春コミ(HARU COMIC CITY/オールジャンル)も、いつの間にかweb上の受付システムに「刀剣乱舞」がジャンル名に加えられていたことも思うとやはり注目度は高い。

 

(3)その他もろもろ

ケットコムが主催予定のものがある模様。大田区産業プラザPio開催とのこと。ここは都内でよく中規模のオンリーイベントに使われる会場としてよく知られているけど、借りられている場所は比較的小さな会議室で募集も直参のみ80spのようなのでアットホームなオンリーイベントが好みの人にはありがたがられそう。

これも3月なので(2)で前述の春コミなどと少し競合してしまいそうだけど…。

 

というところで、新しく活気あるジャンルが生まれるのは嬉しいね!「ほもコレ」なんて言われているけれど、果たして腐女子向け艦これとなりえるのか非常に期待。

そして三日月おじいちゃん早くうちにきてください。5-4探してるよ。

オメガバースの話(パラレルホモ同人談義その4)

またしばらく書いてなかっry

 

オメガバースの話を続けるよ。

前回各設定について簡単に触れたけど、具体的な組み合わせの話をするよ。

 

■王道

(1)α×γ(番)

優秀な種のαと、能力的に恵まれなかったり虐げられていたり色々と不幸な目にあっていることの多いγが実は運命的に結ばれている、という王道中の王道。

基本的に受けのシンデレラストーリーが多い。受けがあらゆるキャラから好かれる「総受け」がずっと人気なことも考えると、番ものの話が多くなるのも納得かなあ。

 

(2)α×γ(番ではない)

運命の番である(1)と違って、こっちは番ではなけれど種族的に惹かれ合うαとγのカップリング。

番ではないことで、「いつ相手に番が現れるか分からない」「本能的に惹かれ合っているだけで自分が必要ではないのかもしれない」「番に違いないと盛り上がっていたのに違った」というシリアス要素も加える事ができる。このシリアス要素というのがまた人気で、シリアスを乗り越えてハッピーエンドでもシリアスなままバッドエンド、メリーバッドエンドなどそれぞれにファンがいる。

 

■こんな組み合わせもあるよ

(3)α×β β×α

運命の相手がいるαとγに比べ、特に普通の人と変わらないとされるβはほとんどの作品でモブ扱い。また、α×γの当て馬(γは発情期の数日間、普段よりもフェロモンが濃くなりαだけではなくβも惹きつけるという設定がある)になることも多い。

しかし、そこで敢えてのα×β。モブおじさんという便利な攻め様(ここでは省略)もいるけれど、モブがモブとしてホモに現れることは少ない。

しかし、モブであるが故にβからは「αにいつか捨てられてしまうのではないか」、αからは「どうすればもっと自分のことを信じて信じてくれるのか」という葛藤を生むことができる。

 

もちろん他にも組み合わせはあるので、それぞれのホモを妄想するだけで楽しめる!

ねっ?!オメガバースってすごいでしょう???ください!!!

パラレルホモ談義ようやく一段落だよ…。

オメガバースの話(パラレルホモ同人談義その3)

三日坊主どころの話じゃなかった…2日で飽きていた

布団に入ったものの部屋が寒すぎて眠れないので、今日はオメガバースの話を。

オメガバースとは、この前までしていたパラレルホモの中でも、
(2-1)設定の一部にパラレル要素があり、キャラと世界観の一部は元作品のものを引用するもの
でよく使われるパラレル設定の一つ。

このパラレル設定は星の数ほどあるけど、オメガバースは最近(去年の夏頃から今にかけて)メジャーになってきたかなり新しいもの。

まずはこのオメガバースがどんな設定なのかを説明すると下の(1)〜(3)みたいな感じ。

(1)人はみな老若男女とわずα/β/γの3属性に分かれている
(2)属性の特徴
α…優秀な個体で美男美女だったり賢かったり身体能力が高かったり…産まれながらにコーディネーターみたいなもの。
β…普通の人。大多数。
γ…能力は普通。月に数日発情期があり、その間はフェロモンが出すぎて普段通りの生活ができなくなる。薬で抑えるのが一般的。
(3)αとγ
γが発情期に出すフェロモンは、特にαを強く惹きつける。
また、αとγはただ一人の番がいて出会ったら即分かるほど本能的に強く惹きつけられる。

どうでしょう。色んなホモの可能性が見えてきませんか!!?
この設定が海外の小説(多分)から引用されると、pixivなどのSNSを通じてあらゆるジャンルのホモ好きへ広まり、皆またたくまに虜となったのでした。

語り出したらきりがないのでまだオメガバースの話は続くよ。

パラレルホモ同人談義その2

昨日少し書いたら、まだまだ書き足りないほどパラレルホモ同人が好きだということを再認識してしまったのでもうちょっと続く。

パラレルを語るためにまずはリアル/パラレル設定を大ざっぱに分類すると、

(1)リアル設定
 二次創作の設定の中だけで話が進むもの。原作で出てこない特殊能力・特殊設定などは現れない。二次創作設定+現実世界の常識だけ。
 原作に登場しないオリジナルキャラクターが出てくるものや先天性の性転換も、世界観が現実的なものであればリアル設定に分類される。

(2)パラレル設定
 二次創作のキャラクター(外見・性格・他キャラクターとの関係性)はそのままで、世界観や設定に作者のオリジナル要素が組み込まれるもの。
これは更に2つへ分けることができる。

(2-1)半パラレル設定
世界観は原作を引き継ぎ、一部だけ設定を入れ替えるパターン。
後天性性転換、転生ものなど。

(2-2)完全パラレル設定
キャラクター以外すべてがオリジナル。社会人にしてみたり学生にしてみたり歴史の中に突っ込んでみたり星も変えてみたりとやりたい放題。

という大きくこれだけの構成に分けることができる。
転生ものを半パラレルにしたけど、ほとんど完全パラレルだよねとかそういうのはさておき。おおまかにおおまかに。

この説明からも分かると思うけど、(2-2)完全パラレル設定だけ様々な選択肢がある。ただ、一般に思いつく設定は多いといってもパターンが決まってくるのでジャンルを跨いで同じような作品が生まれやすいのが特徴。

一方、(2-1)半パラレルは一部でも元の世界観を残しているので同じテーマのパラレルでも多様な作品が生まれやすいわけですね。
というわけで多分明日は(2-1)半パラレルを語るはず。

パラレル設定の薄い本(ホモ)が私の棚には100冊くらいある

なぜかどのジャンルにおいても、ある程度二次創作が成熟してくるとパラレル設定が流行りだす。

普段水泳ばかりしてるはずの人が剣と魔法で敵と戦ったり、
普段壁に囲まれた土地で巨人と戦っているはずの人が学校に通っていたり、
火星人がサラリーマンになっていたり。

なぜもとの作品という世界観が既にあるのにわざわざ別の世界に閉じ込めたがるのか。

パラレルなしだとネタが早々に出尽くしちゃうからなんだろうなあ。同じ世界でやることなんて決まってるし同じ2人のホモなんて溢れかえってるし薄い本の数十ページで表現できる幅が狭すぎる。
そこで別の世界に行かせてみるとやったね世界の数だけ展開が倍に増えるよ!

ちなみに余談だけど、だいたい同人イベントでは
流行りだし→割と手探りで個性派多し
成長期→参入者も増えて王道強し
成熟→パラレルだらけ
衰退→再録からの撤退ラッシュ
という流れが鉄板になってるよね

ちなみに私はパラレル設定のホモも大好きです